みなさん、GWはいかがお過ごしでしたか?
6日にぶひおが東京さ帰ってしまったので、今はぶひこも家で一人です。
家族が一人欠けた寂しさ・悲しさは言葉には言い表せないですね。
あの日。
とても晴れた朝でした。 青空が広がり、とても天気がよかった。
ずっと前から約束してた、カズちゃんとluluさんが東京から遊びに来てた。
しかし日が近くなるにつれ、爺が具合悪くなり、
カズちゃんもluluさんも、こちらに来るのを遠慮し出していたのですが
GWの混雑の中に頑張って飛行機を取ってくれた二人に、
ぶひこが来てほしくて、爺に会ってほしくて、
ぜひ予定通り、来てほしいとお願いしました。
カズちゃんとluluさんは、爺を励ますために行く!と言ってくれました。
ちょうどぶひおも帰省していたため、4人で爺を見守ることが出来ました。
爺はGW中、5回の発作を起こしていました。
発作の回数が多くなるにつれ、大きな物音などにびくびくするようになっていました。
もしかしたら、発作を起こすたび、視力が弱くなっていたかもしれません。
お水もうまく飲めず、お水入れと自分の顔の距離が上手に計れず、
それでも水に手を入れ、水面を揺らして、水の位置を確認してたので
目は見えてはいたんだと思うのですが、
それでも目測を誤ってしまい、お水に顔をつっこんで、
そのびっくりでそのまま発作を起こしたり、
あとは寝ていて、急にというのが半分半分でした。
そして5月2日の朝。
ぶひおが、「俺がぷにを見てるから、ランチに行っておいで」と言ってくれたので
二人とも北海道に来たらぜひ行きたいと言ってくれていたお店に行こうと
朝から3人で用意をしていました。
12時から予約だったので、11時には出よう、と
あたしはシャワーに入り、luluさんはお化粧、カズちゃんは歯磨き。
そんな10時半。
爺が和室で着替えて用意をしていた、luluさんとあたしの目の前で
6回目の発作を起こしました。
その前に起こした発作が前日の夜10時頃。
そして5月2日の朝7時半。
運命の、あの発作は朝10時半でした。
それまで発作の時間の間隔は長く、
しかしそれが2時間とか3時間置きになってくるようだったら病院に行き、
発作を止める薬を処方してもらうことになっていたので
ああ、もう病院行って薬もらわないとな、と思いながら、
あの発作を見守りました。
発作が起きると、脳圧が上がったりするので、危険だといわれていました。
いつもなら発作が30秒〜1分ほど続いたあと、爺の呼吸が落ち着き、
開いていた瞳孔も元に戻り、落ち着いてくれるのですが、
あのときは違いました。
おしっこを漏らしながら、よだれを吐いて、痙攣した爺。
6回目だったので、少し落ち着いて様子を見守ることが出来たのですが、
いつもなら落ち着く呼吸が落ち着きませんでした。
そして、呼吸がいつもより荒くなり、首を伸ばし、
ぶひこに向かって、「うー、うー」って、苦しそうに訴えました。
「ぷに!?何!?どうしたの!?」
luluさんが、「ねえ、ぶひちゃん、様子がおかしいよ!!」と言い
あたしもいつもと違うことを察知し、泣きながら、2階に居たぶひおに、
「ぶひお!ぶひお!!来て!ぷにの様子が変なの!!!」と泣き叫びました。
あわてて階段を駆け下りてきたぶひおが、踊り場の吹き抜けから
和室の爺を見たとき、
ぷにがぶひおに向かって、何か言いたそうに口をぱくぱくさせました。
異変に気づいたカズちゃんがあわてて和室に入ってきました。
爺は首を伸ばしたまま、瞳孔が開いていました。
目が見えてない!!と思って、爺のお腹をみると、
いつもなら呼吸が整って、上下してるはずが、上下していません。
気が動転し、「カズちゃん!!!ぷにの心臓動いてるよね!?」と叫ぶと、
カズちゃんがあわてて、「うそ!?ちょっと待って!?」と
爺のお腹に耳を当てて、「うそ!?え!?え!?」と泣きながら心音を聞いてくれましたが
爺の小さな心臓は、もう動いてはいませんでした。
そのままカズちゃんとluluさんを家に残し、
ぶひおと、かろうじてパジャマから着替えて、泣きながら病院へ車を走らせました。
車の中で、
「ぷに!イヤだよ!!お願い、生きて!!!」と泣き叫び爺を抱きしめるぶひこに、
「大丈夫!!先生が診てくれるから!!」と爺とあたしを、泣きながらなでるぶひお。
二人で大泣きしながら、病院へ駆け込みました。
「すみません、ぷにが!! 呼吸してないんです!!」と
大泣きしながら、窓口でおねえさんに叫ぶと、
異変に気づいた事務のいつものおねえさんがすごい勢いで診察室へ入り、
そのあと、すごい勢いで先生と看護師さんたちが出てきて、
爺をかかえて、そのまま処置室へ駆け込みました。
泣きながら後をついて走るぶひおとぶひこは、
処置室の中で、大勢の先生と看護師さんたちに、蘇生処置をされる爺を
ただただ、泣きながら入り口から見ていました。
ぶひおが支えてくれなかったら、処置室の入り口で倒れそうでした。
がくがくする足と、手、そして止まらない涙。
心臓マッサージをされているのか、爺が先生たちに囲まれ、
たくさんの点滴と、注射、あわただしく出入りする看護師さんたち。
担当の先生がこちらに来て、
「今、ぷにちゃんの心臓を動かすために、薬を打ち、心臓マッサージをしています。
戻ってきてくれる子もいますが、ぷにちゃんはもう心臓が止まっているので
もしかしたらダメかもしれません。
こちらに来て、見守ってあげてください」
と、ぶひことぶひおを爺のそばまで連れていってくれました。
あちこち注射され、管を入れられ、小さな体が大きく揺れるほど心臓マッサージをされて
ぐったり動かない爺。
先生が何度も心臓マッサージをし、聴診器で爺の心音を聞き、
また心臓マッサージ・・・と数回繰り返したのですが、
爺の心臓が動き出すことはありませんでした。
先生に、「もういいです、やめてあげてください」 とお願いしました。
先生が「爺ちゃん頑張りましたね、これから体を清めてあげたいので
一度待合室で待っててくださいね。」
ぶひおと待合室に戻ると、
さきほどの出来事を見ていた、他の患畜さんの飼い主さんたちが
みんな自分のかわいい我が子を抱きしめ、涙ぐんだりしていました。
みんなに余計な不安を抱かせて、悪かったなと思う反面、
涙も止まらず、ぶひこもずっと泣きつづけていました。
しばらくして、診察室に呼ばれると、
そこには小さな箱の中に横たわった、爺が居ました。
管も全部はずされて、お線香と、大好きだったご飯が一緒に入っていました。
爺の口と目が開いていたので、先生に、閉じないのか聞いたら、
動物は人間と違い、口も目も閉じないんだそうです。
初めて知りました。
せめて目は閉じさせてあげたくて、死後硬直が始まる前に
ゆっくりと閉じさせてあげましたが、その後も少しずつ開いてきてしまっていたので
何度も何度も閉じさせてあげました。
先生が 「ぷにちゃんは、飼い主さんにつらいところや、苦しむところを見せない
本当に頑張り屋さんでしたね。」
と泣きながらおっしゃってくださいました。
「先生、爺は前の晩、自分でご飯を食べてくれたんですよ」とお伝えすると、
先生はびっくりし、
「本当に頑張り屋さんの、イイ子ですね」とまた涙を流してくれました。
箱の中に静かに眠る爺に、新品の真っ白なタオルをかけてくれて、
病院から先生と、なじみの看護師さんが、車まで見送ってくれました。
正直、先生が泣いてくれるとは思っておらず、
またあんなに丁寧に爺を扱ってくれるとは思っておらず、
新品のタオルや、ご飯をつつみ、線香と一緒に入れてくれるなんて。
だって動物病院にとって、動物が亡くなるのは日常茶飯事であって、
きっと慣れっこだから、こんなに良くしてくれるなんて思わなかった。
爺は、本当にイイ病院に診てもらえたなあって、嬉しかった。
家に戻って、爺の体をぶひこの布団に安置したときには、すでに死後硬直も始まり、
硬く、そして冷たくなってきていました。
まさか次の日は一緒にもう眠れなくなるだなんて
もふもふの毛皮に顔をくっつけて眠るのが二度となくなるなんて
今朝の10時半までは思わなかったんだ。
だってさっきまでご飯食べておしっこしてたのに。
次の日の夜は冷たい体を抱いて寝ることになるなんて思わなかった。
爺は、カズちゃんと、luluさんと、ぶひお、あたしの4人が見守る中、
虹の橋を渡りました。
きっと、爺は、カズちゃんやluluさん、ぶひおが来るのを待ってた。
去年来たときに仲良くなったカズちゃん
先日、愛猫のくーを亡くしたカズちゃんに、
「大丈夫、虹の橋の向こうで、仲良くするからね^^」って言いたくて。
愛犬むーちゃんを亡くし、今、心臓病で闘病してるナスティを看てる
luluさんに、頑張れって言いたくて。
ぶひこが一人ぼっちで爺を看取ることがないように、ぶひおが来るのを待って。
爺が2日を選んだのはどうしてだろう。
ぶひおが札幌に帰ってきて、数日べったり仲良く過ごし、
2人と1匹で仲良く川の字で眠れて
でも、GW中、爺の看病と介護で、家を全く空けられないぶひおとぶひこのために
残りの4日間は、思い切り出かけて遊んで、美味しいもの食べておいでって
言いたかったのかな。
カズちゃんとluluさんが明日東京に帰るから、
もう介護しなくていいよ、せっかく北海道来たんだから、
みんなで北海道満喫して遊んでおいでよ!って言いたかったのかな。
そして青空にしてくれたんだよね?
4日に、火葬をしました。
実家からお母さんと、おばちゃんが来て、
東京旅行中にお世話になったぶひおの両親も来て、
とても晴れた青空の中、爺が煙と一緒に天国へのぼりました。
爺の骨はとてもきれいで、白くて、
病気で悪くなってるところは黒くなったり炭化したりするんだそうですが
爺の骨はとても白くて綺麗でした。
のどぼとけもとても綺麗な形で残り、頭の骨も綺麗でした。
火葬の前に爺のひげと、カワイイもふもふの毛、爪を少し切っておきましたが、
火葬後の爪も数個分骨しました。
歯は天国でご飯を食べられなくなると困るので、分骨しませんでしたが、
手足の爪なら2個3個くらいなら大丈夫といわれました。
ぶひおと、分骨用のロケットペンダントを購入し、
爺のひげと毛、爪を入れて、毎日肌身離さず、身に着けることにしました。
爺を抱きしめ、何度もなでながら、お母さんが泣いていました。
冷たくなった爺の毛に顔を寄せて、泣いていました。
お母さんがあの職場で働いてなかったら、爺がうちに来ることはなかった。
なんだかんだゆってお母さんが大好きで
仕事に行くお母さんを玄関まで見送り、夜は一緒に寝る〜と部屋に行きたがり、
お母さんが台所にいると、キッチンマットの上でごろごろ足元に居た爺。
子猫にありがちな噛み癖が一切なかった、手のかからない子猫だった爺。

爺が亡くなった日に見た神威岬の海。
あの向こうに爺も、くーも、ガッツも、初代うさちゃんも、ふきたんも、むーちゃんも
みんなの愛猫、愛犬、愛鳥、愛兎たちがいるんだね。
続きは私事なので、興味のある方だけどうぞ。
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